多くはマスコミによる誤った情報や、テレビ番組に見られるような「分かり易いイメージ」の報道によるものが大きいのだと思うが、近年はネット上の検索による誤情報に影響されて、という部分も大きくなっているように思う。
そういう意味では、WELQ の問題は、色々感じるところがある。
いずれにせよ、一般の人が持っている、医療に関する判断や、認識は結構偏見が強い。医療処置に関しても、安易に医療過誤と考えてしまう事が大きいようにも思う。
医療の不確実性や、個人の症状の多様さ、分母が大きい医療情報を知る事の大切さ*1が分かってくると、安易に医療処置を批評できない事が分かってくるのだが。
本当に医療批判したかったら、現場の医者のちゃんとした EBM*2を確認してから、しなければダメです。
本当の事を言うと、今はインフォームド・コンセンサスが重要とされているから、本当は処置時にちゃんと聞けば説明を受けられる筈なんですけどね。...確証バイアス恐るべし。