luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

映画「パッション(キリストの映画ではない方)」は、意味不明の映画だった。

自分の混乱を説明するために、ネタバレしてます。ご注意ください。

「映画 パッション」で検索すると、キリストの映画がヒットしてしまうので、注意書きを入れてます。
実は間違って借りてしまって、違う方を早目に借りるために、急いでみたせいもあるのかも知れないが、ラストシーンも含めて意味不明の映画だった。
とある、女性の部下がレズビアンというのは、途中で明かされるのですが、主役の二人も、ちょっと愛情表現が変で、見ようによっては、そっち系の性的志向があるようにも見えるけど、どうも良く分からない。そういう部分の内容が映画に関係ありそうにも見えるけど、冷静に考えた時に、何か意味があるように見えない。
他にも、色々な描写が意味不明のまま、観ていると消化不良になってしまい、映像として失敗しているのでは、とか思ってしまう。そもそも、クリスティーンのメール送信が映像暴露の前の日なのに、その点が重要視されている描写が無かったり、犯罪の証拠の決め手はスカーフだけなの? とか。監視カメラ映像って、会社関係者が普通に手に入れられるの? とか。あの二分割のシーンの意味不明な感じ、とか。
死んだと話していた双子の姉が実在していて、葬式に参列してたり、何でも繰り返される夢オチとか、現実と非現実を見分けつかせなくする描写も、総てを意味不明にしてしまっている気がして、失敗してるような、と思ってしまった。


まあ、映画の意図は別にあって、不条理の混乱を、映画で表したかったのかも知れないですが。