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「Back To The Future III」、未来は白紙だという事。

この記事はネタバレを含みます。まあ、古い映画で筋を知っている人も多いですけど...。

久しぶりに、自宅の DVD から、懐かしい映画を観ている。
バック・トゥ・ザ・フューチャー3、過去の二作と比べて、西部劇のようなシーンが多く、時々ドクの科学的なギミックが出ては来ますが、古式ゆかしいドラマ風の物語が続きます。
前二作と比べて、人生の教訓めいたものは声高には語られないのですが、重要な要素として、前の作品から引き継いでいる内容、マーティの「カッとし易い性格」があります。最終的には色々あって、マーティはこの癖を克服し、最終的な大きな失敗、とある自動車事故の未来を回避します。
シェイマスが語る、過去に同名のマーティンが居て、殺されたという事実とか、マーティ自身が過去のヒルバレーで、タネンとの決闘を回避するとか、色々と物語の筋へ、示唆はされるわけですが。
未来のマーティが会社を首になったり、自慢の演奏が出来なくなっていたり、という未来が、マーティ自身の「変化」によって変わる訳です。
未来に○▽が起きるから、×□して、みたいな解決をするのではなく、起きた出来事に、自分の考え方、判断を変える事によって対応し、より良き未来を築く、というラストが好きです。
ドクの台詞ではないのですが、「未来は白紙*1」なのですよね。
最後のこの作品では、ドクの想い人も登場して、ロマンティックな展開もあり、この部分も結構好きです。
特に、相手のクララが、教師ということもあり、天文学や科学的な内容に示唆が深いというのも、なかなか感慨深いです。というのには、私も、昔から星を眺めるのが好きだったりしたからです*2
こういう女性に巡り合いたいなあ、とも思うのですが、なかなか現実には出会う事は難しい*3のかな...。
http://d.hatena.ne.jp/luckdragon2009/files/BTTF3.jpg?d=.jpg
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*1:分からない、という意味と、変えられる、という意味を掛けていると思います。

*2:望遠鏡で月を眺めるシーンが出てきますが、あれなどは子供の頃にそんな事もしていました。今は、都市に住んでいる事もあり、なかなか、そういう事をするために、外に出かける事もできませんが...。離島に行ったときなどは、よく星を眺めるために外を歩いていました。

*3:そもそも相思相愛にならないと、ね。