luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

休日前に、他人に大きな課題や、苦しみを与えようとする人たちは、基本的に信用しないで良いと思う。

本日は GW の初日です。
人が楽しく過ごす休日に、あまり暗い話はしたくはないのですが、時に、このタイミングで書かなければならない記事もある、と思い、今日は少し暗い話を書きます。


私の普段の生活は、平日は人との普通の交流が無く、仕事関係ばかりです。このため、仕事以外の普段の生活で似たような話があるかは明確ではないのですが、仕事関係で、タイトルに書いたような事をしたがる人が居ます。
例えば、人の休日前に、仕事上の課題を殊更に誇張するとか。宿題を与えようとするとか。
休日と言うのは、平日に仕事をしている人たちにとっては、やはり心と体を休めるのが主体の日です。何も、仕事上の事で、さらに悩んだり、何かをしたりすべき日ではありません。
勿論、自己努力で、そういった課題をこなす人もいますが、それはあくまで本人が主体的に設定した内容で行うべきだと思うし、他人が勝手に押し付けようとする内容には、時に本人の偏見も含まれているので、あまり素性の良いやり方とは思えません。
そもそもが、相手の私生活の主体性を奪っている、かなりひどいやり口です。
多くの人はそんな事をしませんし、そもそも、そういう事に関わり合いを持ちませんが、少数にそういう嫌な事をする人が居ます。


もう一つに。考えようによっては、もっと酷い事をする人たちも居ます。
それは休日直前に、大きな苦しみや苦難を与えて平気な人です。例えば、休日直前に労働契約を終了する場合とか。
会社の締日や、契約の関係で終了が休日前となってしまう場合はありますし、その事だけでは不可避な出来事になったりもします。しかし、正社員の場合にはその前の準備期間や、転職活動期間、有給消化期間などがあり、いわゆるショックをやわらげうる時間があり、普通は失職してそのまま休日となり、そこで苦しい状態となるような事はありません。
しかし、ブラック系と言われるような企業、勤務者に考慮をしない企業であると、短期間で社員を放りだしたりする場合があります。当然ながら、違法な状況もありますが、労働基準監督署はその総てを起訴し、捜査する状態ではありません。そういう意味では、違法状態の一部は目こぼしされているという事になりますね。
また、派遣労働者の場合、契約更新の停止や、契約満了の行為にしても、一般には相手の他所への契約締結活動のために、ある程度の期間の余裕を以って通告するのが普通ですが、それをしないような企業があります。つまり、その対象となった派遣労働者は、次の契約への募集参賀の手続きが出来ないままに契約の終了となる、という事です。
通常、次契約の開始までには諸手続きがあり、そもそもが参賀できる契約先の企業に、派遣労働者が適するスキルがあると確認してもらう必要があります。企業側からの募集状態によっては、即時には契約は決まりません。つまり、対象となった派遣労働者は一定期間、無職無収入の期間になる事を意味します*1
これが平日の期間なら、それなりに関係となる企業は営業を行っています。しかし、その期間にちょうど休日の長い期間がぶつかっていたら?
ご想像の通り、対象者は長い期間、無収入の状態となります。多くの人が体と心を休め、楽しみになる時期に、多くな苦しみと不安を与えられることになる訳です。休日期間は官公省庁もお休みとなっていますので、行政的な保護を受けるのも困難です。


多くの企業は、相手の状況も考え、より適切な行動を取ろうとします。ただ、そうではない企業もあります。例えうわべを繕ったとしても、私にはそんな企業が、社会的に良質な企業であるとは到底思えません。

*1:この事は派遣労働者以外のケース、その前文に書いた相手に対しても類似な状況になります。