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先天性障害の発生に関わるが、あまり知られていない、TORCH症候群。

本日、下記のトーチかふぇに行ってきました。

妊育てリテラシーシリーズII 「トーチかふぇ」
2016-02-21(日)10:00 - 12:30

ワイワイ子今回は母子感染症の一つ「先天性トキソプラズマサイトメガロウイルス感染症」のお話を伺います。
講師:渡邊智美さん(先天性トキソプラズマサイトメガロウイルス感染症患者会「トーチの会」代表・歯科医師

https://86edcefed6dd017b22ca0cc8d8.doorkeeper.jp/events/38049

これらの症状は、発生数が結構大きいながら、様々な要因から意外に見過ごされ、必要となる知識が流布されていない状態です。情報が知られていないのには、多様な条件によって発生する内容や、気を付けるべき事項が変化する状況も影響していると思います。
漫然と不正確な情報に接してしまうと、誤解してしまうと思います。実際、紹介している記事などでは、不正確な内容もあります。
例えば、トキソプラズマは猫の糞などが媒介になるのですが、妊婦がみだりに猫を避ける必要はありません*1。また、そもそもがこれら感染症に一度罹っている子供も多い*2ので、これら先天性感染症の症状が出た子供を、保育園で忌避するのは、意味がありません*3
私も一回講習を聞いただけでは、説明が難しいですし、説明する内容を多いため、今日の記事ではトーチの会へのリンクを紹介するに留めます。
講習の中でも重要ワードとして出ていましたが、「知る事*4は力」です。特に、ワクチンも存在しない、トキソプラズマ、サイトメガロウィルス感染症については、妊娠に先立つか、妊娠中でも、自分の状態を抗体検査によって知ることが重要事項となります。
また、抗体検査は当落結果みたいな単純なものではなく、その後の行動の指針を、その結果によって決めるためのものです。ここでの行動に、正確な情報が必要となります。短絡的に感情で白黒を決めつけず、正確な情報から論理的に行動する必要があります。
まずは正確な情報を得てください。最初はこのリンクから。→ TORCH症候群とは?|【トーチの会】先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症 患者会

*1:参考記事 何に気をつけて生活すればよいのか?|猫とトキソプラズマ|【トーチの会】先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症 患者会

*2:それらの子供は、発育が完成した後に感染したか、発育前に感染したが、症状が出ていない子供。ただし、感染率は次第に下がっています。周囲に除菌された清潔な環境が増えたのが理由です。

*3:参考情報 保育士、幼稚園教諭(乳幼児と係わる職業)の方へ|トーチの会】先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症 患者会

*4:ここで重要なのは正確な情報を知る、という事です。不正確な情報は、害を引き起こします。半可通ではダメなのです。