実際の細かい内容まで、書く訳にはいきませんが。
多分、自分の問題に盲目なケースもあるので、管理者がスキル不足とも決めつけられないように思います。ただ、ベテランの技術者が派遣などで来た場合、訪問先の人の方が経験が浅い、なんてことも普通に起きうるので、その可能性も考えておいた方が良いように思う。
IT業種などだと、その本人のスキルと言うより、その開発現場の仕様策定方針*1や、運用、人への指示の出し方、期間の見積もり、などから諸問題が発生していて、本人には若干の管理力はあっても、実際には問題の発生源が他所に有って、どうにもできない状態にある、という状態はよくある。
何せ、派遣で来ているから、そういう処までは口挟めないですからね。
で、そういう事に見識浅かったり、自分ではなく他人に問題転嫁してしまう際の危険性に気がつかない人だと、その人のスキルのせいにして、他の問題の方は放っておく、みたいな事をやっちゃう。
そういう事が起きても、基本的にはベテラン技術者は腹を割って話せるような環境でもない限り、本音は語ってくれません。そこを去り、多分は同じ職場のオファーがあっても、再びの訪問はしない、という自己対策で答えるだけでしょう。
そういう可能性に気づけていると、安易にベテラン技術者をこき下ろしたりはしないんですが、経験が浅かったり、あまり多くの職場環境を知らなかったりする、迂闊な管理者はそれをやってしまうんですね...。
*1:仕様決定のやり方、内容の変動の大きさ、曖昧性など。
