灯台下暗し、なのでしょうね。
勿論、それ以外の PM2.5 も心配にはなるでしょうけど、煙草は典型的な PM2.5 の発生源です。
PM2.5と受動喫煙 | e-ヘルスネット 情報提供 より。
PM2.5とは、大気中に浮遊する粒の大きさが2.5µm以下の微小粒子状物質のことを指します。たばこの煙も典型的なPM2.5です。PM2.5は非常に小さな粒子であるため肺の奥深くまで入り込みやすく、肺をはじめ全身の炎症を引き起こし、呼吸器・循環器疾患による死亡率が上昇します。
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-05-005.html
日本では大気の汚染は改善されつつありますが、屋内の喫煙規制が国際的に遅れているため、たばこ煙による屋内の空気汚染が問題となっています。
喫煙者でありながら、自分の吸っているものについて言及せずに、例えば中国からの粒子を気にしているだけとすれば、多分、それの性質について知らないだけなので、周囲の人は、もし、そんな事を言っている人がいれば、教えてあげた方が良いと思う。「あなたも十二分に発生源になっていますよ」と。
自分が特定の中毒習慣に陥ってしまうと*1、ある種の習慣に対する執着心理みたいなものが働いて、それに対する異論などに、異常な「怒り」みたいなものを生じて、行動が非常に感情的になるので、周囲の人も、見かねて何も言わずにいる、みたいな処があります。
しかし、実際にその人の行動を身近で見ると、喫煙所とか関係なく、近くの赤ちゃん連れに煙を吸わせてしまっていたり、自分が酷い臭気を放っていたりする事に無頓着になっていたりします。
...そういう行動を見たりすると、精神的にその人の行動が、煙草の中毒症状で何らかの損壊を生じてしまっているように、感じます。
そういう状態になると、なかなか冷静な言葉は届かないし、故に周囲の人も、見放してしまっていたりしますね...。
*1:煙草は強い習慣性を促進する物質を含みます。
