luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

暴走を止めるために、自分の姿を鏡に映してみよ。

続いていますが、自己活動の社会性喪失に、左右の区別などない。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック の続きです。
ここ数日は、社会問題の解決に動くなかで、暴走し、相手への配慮を欠き、社会の行動規範を逸脱していく問題を扱っています。昨日の視点は、それに左右の区別は無い、って話でした。
先ほど、とある、まとめにコメントしていたのですが、そこでも、その視点はあって、片方の思想を揶揄し、時に罵倒している人たちがいました。まさに、相手の思想を揶揄するために、片方の誤りをあげつらっていた訳です。


結局のところ、社会問題について最初に言及を始めるにしても、他者の意見に異議を唱えるにしても、総ての中に、「相手への配慮を欠き、社会の行動規範を逸脱していく」という問題の根は潜んでいます。
人は、自分が正義であり、それを主張するに何の問題も無い、と思ってしまうと、自説への考察を忘れます。また、真に正しい正確な内容だと思い込むと、本当に正しい事であっても、それをするにあたって、相手の配慮が不要という訳ではない、という事を忘れます。
すると、何が起こるかというと、内容の正誤に関わらず、そして相手の困惑に関わらず、自説を大声でまくし立てる、時に迷惑でウルサイ、困った人が出現してしまうのですね。これが、さらにエスカレートすると、相手の人権を無視してみたり、本人が反社会的な存在になってしまう。


今の処、この問題に関して、万能の問題解決法は見つけ出していませんが、ひとまずやっておきたい事としては、やはり、自省ですね。
自分の姿を鏡に映し、どんな姿になっているか、どう見えているか、は時々確認しておいた方が良い。やり過ぎると、何も考えられなくなってしまうので、始める時には考えすぎてはいけないが、ある程度進んだら、自分が今、何をやっていて、どんな影響を周囲に与えているのか、を考えるのは大事です。
人は、「相手に問題がある」と、良く考えがちですが、それなりの確率で、「自分にも問題がある」ことは発生しますので、それを防止する事で、社会規範を逸脱し過ぎるのを防ぐ*1事は出来ます。

*1:なお、思考の過程で、社会規範を逸脱してみたら、どういう内容になるか、と考える事はあると思うので、「社会規範を逸脱し過ぎるのを防ぐ」と書いています。