luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

昔から、忌避が難しい無差別攻撃が嫌いでした。

タイトルに書いてある内容から、何を想像するだろうか。
正解は 【PM2.5問題に関する日本禁煙学会の見解と提言】日本では国内の受動喫煙が最大のPM2.5問題です の記事にある「煙草の受動喫煙」です。
少し考えれば分かる事だが、空気とは陸上に生活する生物がごく普通に呼吸するものである。
そこを PM2.5 という性質のみにあらず、化学的毒性を持つ物質で満たされてしまったら、どうなるだろうか。さほど考えるまでもなく、それを好まない人間にとっての空気も、それが混じり、否応無しに、その空気を呼吸しなければならない事になる。
今でこそ、分煙がちゃんと行われるようになり、そういう不快な目にはそうそう出くわさないようになったが、昔は不快な目に合わせられても、何でそんな態度を取るのだ、と非難されるような雰囲気もあったりした。
普通は害を与える方が謙虚な態度を取り、与えた相手に謝るのが普通だ。しかし、この習慣だけは、何故か長年そういう意見は健康増進法などから、街角や施設内での喫煙が禁じられるようになるまでは、そうではなかった。
逆に、そういう害が与えられている方が我慢するのが当たり前、みたいな奇妙な雰囲気があった。今でも、苛立ちと共に思い出すのだが、そういう嫌な煙から逃れようとした私の行動を、酷く咎められた事が過去にありました。理不尽な気持ちを、今でも生々しく思い出します。
実際、屋外の喫煙が禁じられた後でも、周囲に人が歩いている場所で無神経に吸っていたり、コンビニの入り口に居て、入り口を通る人に煙を吹きかけて平気な顔でいたりする人は今でも居ます。それで、批判されるのを疑問視したりして。その無神経さが酷く奇妙に見えます。駅の中や、バスの停留所のベンチ*1で吸っていたりする人も未だに居ますからね...。


繰り返すが、呼吸する空気というものは、陸上にて行動する生物にとって、必要不可欠なものであるから、そこを傍若無人に荒らして無神経な人は、非難されるべきであると思う。そもそも、何故、そういう気持ちが起きないか、そこがとても奇妙に思う。
ちなみに、本人は全然気づいていない風ですが、喫煙所から戻ってきた後の、そういう方の呼気は、臭気が凄い*2んですよね...。

*1:勿論、禁煙の場所ですよ。

*2:かなり離れてても気づきます。電車とかで隣に座れば、明確に気がつきます。推定ですが、喫煙後結構な時間、それが継続している模様。多分、本人の呼吸器にその微細粒子が滞留していて、その細かさもあってか、十分に外気に排出されるまでに相当の時間がかかっている模様。つまり、その間は有毒な粒子を、喫煙時と同等とはいかないまでも、排出しているようだ。