昨日の夜に挨拶の出来ない人、ってのが話題になってました。
私の推測では、あれ、単純な学習効果のたまもので、挨拶を互いに掛け合うと、何気に人の交流として気分が良い、というのを学習し忘れちゃったのではないかと思う。
勿論、元々の性格が悪かったりして、接していて気分悪くなる人はいるけど、一般的な付き合いの程度なら、挨拶しあう仲というのは大抵、普通に快い。朗らかな声を掛け合っていると、悪い気分にはならないからね。
基本的つきあいと言えば、妙に主語を大きくして、そこから会話相手を除外して不快にさせ、得意になっている人も嫌いですね。
あれ、何の意図でやっているのか不明ですが、多分、他人が不快な顔をしていると、「自分の方が偉い」と勘違い出来て、嬉しいんでしょうね。実際には、されている本人には「こいつ馬鹿か？」と思われているんですけどね。
そういう人間の「みんな」というのは、ご本人に都合の良い「みんな」だったり、そもそも対象が曖昧で、ご本人に都合よく解釈できる意味としての「みんな」だったり、ある程度「みんな」という集合が特定可能であったりしても、無理からぬ理由でそうなっていたる条件を無視していたり、起きている事情が本人が恣意的にチェリーピッキングしたものだったり、要するに「人を貶めるために作られた設定」なんですよね。
そんな設定から発言される内容、「みんながそうなのに、君は...」という会話が不誠実だというのが、会話相手には分かっているので、「なに身勝手な理屈で悦に入ってるんだ？」って思い、ご本人が矮小に見える事はあっても、偉く見えるなんてことは無い。
けれど、きっと、それをするご本人の世界では、ご自分が光り輝いで見えるのであろう。
こっちは完全に否定するけどね...。自己陶酔が感じられて、気持ち悪いですね。そういう人と接すると。
先日、その傾向があまりに酷い人に接した時には、周囲が気遣って、該当の方が立ち去ったのを見計らって、「貴方ではなく、言っている方と、それ以外という場合に成り立つ場合があるかもしれないけど...。」とフォローされた事もあった。
虚飾の世界で悦に入っていると、そういう事になる...。
勿論、時に本人のネガティブな心理状態が、そういう行為を呼んでしまって仕方がない、というのはあるのかも知れないが、ちゃんと現実世界を観察すれば、特定個人をネガティブに見たがる心理自体*1が、非常に歪んた状態、というのが分かるはずなのにね...。
