luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

「自分の都合の良い結論が出ない法に対する態度」が、本人の冷静度、と思うので、今回の解釈変更には懸念を覚えます。

あまりにも各所の発言が、感情的であり、まさに「自分の都合の良い結論が出ない法に対する態度」であると思ったので、意見を提示するのを保留していましたが、簡素に意見を書いておきます。
最近の国内の論は、多数派の陰に隠れて、自分の感情的な要求を述べるパターンが多くなってきているように思います。これは多数派の論が冷静で正しいものである時には別に問題にはなりませんが、最近の日本的なるもの風潮はそうではなく、少数派を激烈に叩き、時には非国民みたいな言及をする事もあります。
例えば、感情的になりがちな国内での事件、犯罪行為に対する、私刑めいた社会的制裁の勧めや、実行。外国の行為についての時に偏見も顕著な批判。自分と違う主張に関しての、根気強い話し合いではない、否定の言動。
こういった状態と感じられる状況で、一番冷静に考察すべき「集団的自衛権」のような解釈を、閣議決定のような解釈変更で変更すべきであるとは思いません。


法解釈や、懸念については、私の意見に近いと思われる記事を二つリンクして示しておきます。特に、片方のコメント欄に、まさに『「自分の都合の良い結論が出ない法」に、露骨に自己の解釈を押し付けたる』という懸念すべき傾向が見えているのが、まさに、この状態に於ける、私の懸念の存在を示しています。
...冷静な人ばかりなら、何も懸念しませんが、今の政府及び国民は、そういう状態にないと思います。
集団的自衛権の行使容認=憲法解釈変更を閣議決定―安保政策、歴史的転換 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
集団的自衛権。野田聖子総務会長「憲法改正を待っていたら、結果としてやれない」に関するてらやさん☆の呟き。 - Togetter


ちなみに、自衛隊とか現場近くの人と話すと、結構重く受け止めていて、議論も深いんですよね。...やはり、そこら辺は実務で関係するかもしれない人の実感という事で。
そういう人や、中国から来ている人とか、自分と意見が違う人と、もう少し話しては如何かな?