最初に言っておくと、ネタバレします。
犬の10戒をモチーフにした、映画、なんですが、犬とのお別れのシーンとかは心に迫るものがある*1のですが、犬の10戒自身が、犬を飼う上での戒めを示しているのに、それを考えさせる事も無く、後付けで振り返っているだけで、今一つ。
幼馴染のうまく弾けなくなった話や、主人公の母との別れ、各自の医者の義務感*2とか、うまく料理すれば生きたはずの骨子があるのに、何にもそれを生かそうとしていない。
まあ、最後までちゃんと飼い主として犬を看取ってください、というメッセージのみが伝わった感じ。実際には、飼い犬の老年期は色々あると思うし、あんなにきれいごとだけでは済まないと思うけど...。
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