結構、一般化できる話。勿論、最近にあった出来事に重ねても十分成り立つ話、なんだけど。
...お偉いさんになってしまうと、結構、自分が見えなくなってしまうんですよね。
色んな人を見て、その人を「痛い人」とか言ったりする。でも、同じことが自分に実はそっくり起きている事が分からない。均衡、人間の社会に於ける平等に起きる何か、が自分にも起きている事に気が付かない。
結果、人を総合的に診て、実はちゃんと評価できるのに見誤ったり、自分が起因して相手に不快の念を抱かせ、それが故に問題化している事を、相手のせいにしてしまったりする。
お偉いさん、ってのは相対的な話で、地位が高くなくても良い。
何らかの原因で、本人に権限があって、周囲からの評価の声が届きにくくなった状態を表す。権限は、一般的には、人事権*1とか、かな...。
...そういう状態こそ、危ういから気を付ける必要があるのだけど、そういう状態の時には、実は声は届かない。
だから、心ある人は、周囲に忠告してくれる人を持つ。違う視点で見てくれる人を大切にし、異論を重用する。...周囲にイエスマンしか置かなくなった人の末路は哀れだ。自分の愚行を適正な量、指摘してくれる人が居なくなるから。
もし、周囲に人を配せないなら、違う視点を自らに持つ努力をしよう。
参考文献*2
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