納得する人生を再開するための、七日間。

いわゆる、よみがえり、の作品なんですが、宗教臭さも、ありがちな肩に力の入ったメッセージも無いのですが、とても良いです。
猫を大事にしている人々が、猫の神様？のお蔭で、人生の最後に、七日間だけ現生に滞在を許される。でも、それは猫としてで...。
私は六話がかなり好きですが、他もかなり良いです。「人生の最後はいつか来ると決まっているのに、その日にならないと焦らない*1」
...その日が来るまでの、自分の生き方を考えてみるのも良いと思います。前向きに、明るく*2。
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*1:144頁に、違う文章で載ってます。

*2:悲しんで悔いたら、それが人生になってしまいますよ。