自戒を込めて。というより、「自戒のために」。
例えば、飲み会などで気が大きくなり*1、その集団のプロパガンダ的ともいえる、良く支持されている主要な意見をがなり立てるとき、人はそれに対する冷静な懐疑に対して、一般的にどういう態度を取るであろうか。
冷静になって、ちゃんと考える人がどれだけいるだろうか。
例えば、多くの構成社員が正社員の男性で、それが大企業である時、その大部分が信じる知識が実は科学的に間違いであった。それを指摘するのが、非正社員*2の女性*3であった時に、真面目に取り合いますか?
勿論、ちゃんと冷静に対処するし、真面目に取り合うよ、という人は貴重だ。実際の現実では、そうはならないからだ。つまりは少数派の筈である。
どんなに自分をごまかしても、大勢に乗ってしまう自分の過ち、という経験はどこかにあるはず。少なくとも、私にはある*4。
このことは、自分が傲慢にならないために、自分に刻んでおきたい。
...ただ、一つの懸念は、「これを自分だけに留めておいても仕方ない」というか、「それでは集団の過ちを正せない」という部分だ。
それを、どうしたら防ぐことが出来るか、ずっと考えている。