騎士団の団長の俳優が ユアン・マクレガー なんですよね。言わずと知れた、オビワン・ケノービ騎士で、記憶がまだ新しい事もあって STAR WARS のジェダイ騎士団を連想するようなシーンも。某有名な台詞も出てきます。
このシーンの直後に、「イヤな予感がするぞ クロウ*1」とやるんですね。 "I've got a bad feeling about this. Crawe." と*2。
主人公が農夫*3ですし、王女も出てきます。どちらかというと、アナキンみたいに屈折しない分、ルークと若いオビワンの組み合わせみたいに見えました。双方が良好に成長していったら、こんな感じに見えるような関係。
若干グロいシーンも出てきますし、巨人たちは結構下品ですが、ほどほどに抑えられていて、設定も色々突っ込みだすときりがない*4のですが、物語的にちゃんと展開が考えられていて面白かった。
特に中盤になって一安心の後に、急展開して危機が訪れるところなど。この展開のお蔭で、ラストまでの物語が面白いですし、最初の伏線がラストの大乱闘でちゃんと効く*5んですね。
個人的に面白かったのが、映画の中で、「似たシーン」「似たフレーズ」を再度繰り返している処でした。
序盤とラストの方で、似たシーンを繰り返していて、思わず「にやり」としてしまいました。該当シーンを並べておきます。どこで出てくるかは、観て確かめてください。
Jack the Giant Slayer - Warner Bros. - Movies
ジャックと天空の巨人 - Wikipedia
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*1:左側で壁を見ている人が「クロウ」です。
*2:ヒアリングが苦手なので、違うフレーズの可能性もあるが、私にはこう聞こえた。
*3:ルーク・スカイウォーカーがそう。アナキンも、そうだけど。
*4:なんで、人間が世話をしないとうまく育たないはずの家畜が、あんなところに居るんだ、とか。巨人たちはいったい何を食べて長い間暮らしていたのか、とか。少なくとも畑は出てこなかったし、あったとしても、巨人のサイズの植物でないと量的に無理だろうし。
*5:主人公が持っている魔法の豆が、一粒を除いて総て取り上げられてしまいます。この最後の一粒が、文字通り、「最後の希望の芽」を出してくれます。詳細は観てください。