luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

煽った社会問題の表現は、あまり解決に寄与しない。男女地位編。

勿論、女性には色々な圧力や、ストレスがあるのは認めるし、社会的に色々あるのは知っている*1
そして、日本社会に色濃く、女性蔑視の感情があるのは知っている。
けど、暇だから女性と男性の地位を逆転させてみた - 暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ ※「さだきよ ザ・ワールド」へ移転しました みたいな内容を見ると、ちょっと違うんじゃないの? と言いたくなる。
まあ、ブックマークコメント*2見ても分かるけど、さすがにリアリティないよね。勿論、それなりに薄めた現実はあるけど、こういう状況とは現実は違う*3
こういうのを見るたびに、やたらと過激さが目立ち、先鋭化し、何か見るのも嫌になってしまった、フェミニスト運動の事を思い出す。
私は、そういう運動を横目で見て、男女同権もしくは、機会均等な社会を目指す行動*4をしていますが、はっきり言って、フェミニストと題される運動は、明らかに支持を得られない運動に見える。社会平等に対して、極端な物言いをする政治家と同じく。
物事の片一方を罵倒し、極端に偏在した表現の物語を語って、社会問題を解決しようとするのは、悪手だと思う。それは、同様に社会問題を解決しようとする人にも、嫌悪感をもよおさせるから。
互いに男女が、相互に補完しつつより良く生きられる社会を目指すなら、ちょっと違う方向性が必要かと思う。片一方だけが問題の責任*5を負い、もう片方は何も責がないという論理は肯定しがたい*6


...ちなみに。女性より、多分もっと虐げられているのは。
コメントでも出ていたが、非正規労働者でしょうね。勿論、それには女性も居ますが。

*1:私は男性。←こう書くと噛みつく人も居るので、今回は女性の意見も聞いて書いている。

*2:はてなブックマーク - 暇だから女性と男性の地位を逆転させてみた - 暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ ※「さだきよ ザ・ワールド」へ移転しました

*3:かなり濃いものが集まっている集団もあるけど、それは底辺のような絶望が漂う集団であって、いわゆる女性として書かれている男性属性の方も、かなり生きにくい社会だったりする。

*4:正確に言うと、セクシャルマイノリティを含めた、ジェンダーに拘りすぎない行動の推進。

*5:責任は男性側が重いのは分かるが、そのためには女性側の責任過重も必要。女性が、この事態に、まったく責任がないかと言うと、そうでもないだろう。

*6:なお、男女同権になった際には、多分、一部の女性には今より好ましくない現実が発生することも十分考えられる。例えば、女性が男性と同様に経営責任を負うようになれば、会社に対する責任で悩む女性も増えるであろう。←現在、日本の経営者には女性は少ない。