IT事業の現場に居て、特に自分が管理者としては関与できない案件だったりすると、そこに集う若者のあまりの思慮の浅さに、唖然とする事があります。
自分の若いころでも、そこまで変じゃあなかったよ、と。
まあ、私の場合、元々が事業立ち上げや、いろんな業界の接点みたいな仕事も多く、経験が多い人との仕事が多かったので、それに学べていない彼らをあまり責めたくないんですが、ちょっと自己の人生経験の浅さを意識しなさ過ぎで、さらに、やたらと自信過剰で、自分の選択肢が誤っている可能性を考えないし、誤った時の保険を設定していないし、リスク計算もしていない*1ので、語気が荒くなってしまう事もしばしば...。
たまに、馬鹿にするな、という意見も見るのですが、だったら、もうちょっとは知っておいてくださいよ、と思う。
せめて、基本原則を知り、基本セットをある程度経験し、ちゃんと基本的なレスポンスを返せるようになってから、憤ってほしい。
近頃の若いものは、というのは言いたくないが、せめて私の若いころのスキルくらいは備えていて*2ほしい、と一丁前に「管理とは」と評論家ぶってみせる彼らに苦笑しつつ、思うのであった。