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民主主義の基本的原則

昨日は「スミス都へ行く」を観ていた。
欠員が出た際の傀儡の議員として当選したスミス氏が民主主義の真髄に触れ*1、自分の法案とダムの建設地が重なり、そしてそのダムでの政治的なスキャンダルがあった事から、その不正追求に戦っていく劇場映画*2です。
まあ、ラストとかはある意味、ご都合主義的な内容でもあるのですが、議員は起立して発言している間は、それを妨げることは出来ない*3、という精神を描写した、民主主義は「議論と演説によって成り立つ。暴力や圧力によってではなく。」というテーマが良いです。
最近の出来事で、議員に暴力で攻撃する、という民主主義の基本に対しての脅威と見られる行動に出た人がいるようですが、こういった映画を観るとか、民主主義の思想について深く考えるなどして、民主主義がどうやって成り立っているのか、考えて欲しいと思う。

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*1:実際の歴史的建造物に、そういった内容のものがあるというのは良いですね。日本だと国会議事堂くらいしかないから。→ワシントンDCの観光スポット

*2:いわゆる、昔の映画の手法で、劇場で演技を鑑賞しているような雰囲気。

*3:議長も発言を阻止できない。