luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

小さな店の集団の横暴に見る、集団意識の危うさ。

最近、小さめの店を利用することが増えて、少し頻度が上がったせい*1かも知れないが、集団が自分の数の多さを嵩に効かせて、他の客に自分の意を強要する行為を目撃する事が増えた。
その行為が良い事ではないのであれば、集団であろうと、行うことは正しくないのであるが、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のように、なにやら無神経になれる様で、そういう行為を平気で行うようである。
具体的に言えば、店に先に来ている客を差し置いて、勝手に座席を占領したり*2、はては長時間居座り、大声で会話して、他の客の眉をひそめさせ、入ってきた客が踵を返す事態を呼んだり*3
多数は横暴を許させるための圧力としてはならない。それこそ、多数派の行為の影響に対する責任だと思うのだが、こういう行為に関する考察が、同調圧力に弱い国民性なのか、どうにも弱いように思える。
そういう事では、日本人の多くが危うい方向を向いた際の考察が、議論としてプア過ぎて、あまりに不誠実に過ぎると思うのだが、こういう傾向に懸念を示す私のような存在は、少数派なのだろうか?

*1:小さな店ほど、集団がワガママ言い出したときの迷惑度が高く、そういう行為はとかく目立つ。

*2:結果、先に来ている客が座れなくなっている。

*3:こういう行為は、店にも迷惑がかかると思うのだが。