luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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規制は、総てに必要、ではない。

「喉に詰まる餅の規制をせよ」という声をどう考えるか - Togetter』で出ていた話題から、派生しての話。
個人的には『法は些事にこだわらず*1』で済んでしまう話だと思っています。...過剰な規制、注意勧告は必要ではなく、蒟蒻ゼリーについても、ちょっと過剰だな、と考えるのが、私の率直な意見です。

法諺の例

法は些事にこだわらず

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E8%AB%BA


以下に、私の twitter*2 より。


...問題となるのは、「規制がないせいで...と騒ぐ人」の存在でしょうね。
あまりに酷くなれば、法規制や、注意勧告をしなければなくなる。あまりに規制が多くなれば、ちゃんと自己コントロールが出来ていて、問題がない人にまで影響が及んで、そういう人の不満が鬱屈してしまうのも問題*7でしょう。
まあ、餅も、風呂も、規制はされないと思います。規制したら、各地で暴動が起きそう(苦笑)...。


ちょっと気になったので、お風呂の事故者数について調べてみたのですが、正確な統計数字は見つけられませんでした。ただし、『冬のお風呂は危険がいっぱい-注意するべき4つのポイント - gooヘルスケア』にはこうあります。

日本人はお風呂好きといわれます。半面、入浴中の事故で亡くなる人は年間1万4000人を超えると推定され、とくに11月から3月の寒い季節の事故が多くなっています。

http://health.goo.ne.jp/column/healthy/h002/0159.html

また、『厚生労働省:平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況:不慮の事故による死亡の年次推移』には家庭内溺死が「20年 の 4,079人」とあり、どうも溺死者と、風呂が原因の脳卒中心筋梗塞が同数くらいで、色々な数字が合わさると上記の「年間1万4000人」が出てくるようです。
何れにせよ、年間物凄い人数が亡くなっている、という事になりますよね...。

関連リンク
「喉に詰まる餅の規制をせよ」という声をどう考えるか - Togetter

法諺 - Wikipedia

2012-07-02
2012-10-03

冬のお風呂は危険がいっぱい-注意するべき4つのポイント - gooヘルスケア
厚生労働省:平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況:不慮の事故による死亡の年次推移

*1:cf.『法諺 - Wikipedia

*2:twitter@rt_luckdragon

*3:ちょっとした皮肉ですね。それこそ、気にだしたら、総ての危険を規制しなければならなくなるので...。

*4:「法は些事にこだわらず」と同じ意味。

*5:「そう」のタイポですね。

*6:参考『2012-10-03

*7:そして、そういう鬱屈は他人を叩く言動に表れたりする。まあ、そこまで来ると同情は無くなりますが...。蒟蒻ゼリーの話題の時に、自社の同僚のやつ当たりが酷くて、閉口した。規制元に抗議するなら分かるが、同僚に当たってどうする(苦笑)...。