昨日の『落合弁護士が語る、片山さつき氏の「芦部先生の直弟子」発言に感じたこと。 - Togetter』は、沢山支持頂きまして、Fav も、現時点で 68 という事で、まとめた意義があったようですね。
芦部憲法論、私も時間があれば読み返したいと思う。
ただ、法律も確かに大事だし、勉強も必要だと思うけど、過度にそれに凝り固まってしまうと、物事を違法、適法という目でしか考えられなくなってしまう。
例えば、最近無許可デモで逮捕された阪南大学の準教授に関しては、氏の主張に関してはあまり評価していないけれども、単純に違法というだけで、あの措置*1というのは行き過ぎのように思う。
また、人の行動に関しては、総ての行動は何らかの法律に関して無謬というわけではない*2という事を考えれば、法律、それも刑法の謙抑性はしっかり考えるべきであるし、そういう意味から言えば、それを適用する警察や検察、または司法当局の矜持、および、それを判断する国民の矜持というのは、しっかり保っていたいと思う。
特に、自分に反対する主張に関して、考えるときには。表現の自由、とは、私は「自分に反対する主張を、どのくらい許容できるか」という問題*3のように思うから。