luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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地域猫という考え方で、殺処分を防ぐ現実案。...ちよだニャンとなる会の意見。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120919-00000501-sspa-soci』というニュースを見て、この会を知った。

「『猫の殺処分』というと、飽きて飼育放棄したり生まれた子猫を捨てたりする人たちが原因だと考える人が多いのですが、実はその数は意外と少ない。大きな原因は飼い主のいない猫の増加で、これを止めるには不妊・去勢手術が不可欠です。そうでなければ、いくら里親探しをしてもそれ以上に子猫が増え続けてしまう。せっかく生まれてきた大切な命を路上死や殺処分で失わないためにも、多くの人に『地域猫』づくりへの関心を持っていただきたいと思います」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120919-00000501-sspa-soci

よく、猫の里親探しをやっていたりする。
でも、実際には猫を引き取り育てることは大変です。
元々飼っている経験がある人であれば慣れているかもしれないが、そういった人は既に飼っている場合が多いだろうし、新入りの猫との関係がうまく築けるか、という心配もあるだろう。
かといって、実際に飼ったことのない人に薦めても、いわゆる「困って投げ出してしまう」危険性もあるでしょう。
自分の手元に飼うのではなく、家に来る猫にえさをあげたり、という事ならするよ、という人は結構いそうだが、その猫の不妊手術までする人はなかなかいないし、そうであれば、いつか、その猫は子どもを産み、猫が増え、苦情が生まれ、そして保健所が、という流れになる。
そこで考えられたのが、上に挙げた意見に表現された、論理的に組み上げられた方法という事になる。
不妊手術には、区の助成があり、その不妊手術済みの猫を、その地域の地域猫として見守って行こう、という考え方は、現実的な解決策として、猫と人間の程よい距離感を保ちつつ、猫の殺処分を防ぐ良い案だと思う。
この対策案は、『「猫の殺処分ゼロ」を2010年3月末から継続中』とのこと。適切な対策が、実際に実を結んでいる例として、見守っていきたい。千代田区に行ったときには、猫の耳に注目かな...。

千代田区|猫|一般財団法人ちよだニャンとなる会』からのメッセージ。
http://www.chiyoda-nyan.org/images/img_03.jpg

関連リンク
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120919-00000501-sspa-soci
千代田区|猫|一般財団法人ちよだニャンとなる会
地域猫活動について

参考書籍
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