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いかに生きるか、が大事。

昨日、死生観について会話した内容を下記に纏めました。→『「死生観」に対する違和感、熊田さんとの会話等 - Togetter
で、ぶっちゃけて言うと、基本的に、人間は自分の死に方は選べない*1ので、あまり死について、具体的なイメージで考察できるか、というと、あまりできない、という側面もあると思う。
よって、基本的に各自が考えるのって、自分の今後の身の振り方、生き方の選択なんですよね。
だから、死生観という言葉自体にも、奇妙な響きを覚えることはある。


で、『「死生観」に対する違和感、熊田さんとの会話等 - Togetter』にも書きましたが、基本的に各自の生き方への考察は、促すような流れになる必要性なんて皆無で、それは各自が、各自の矜持で考えれば良いと思っています。
大事なのは、各自が制約はあると思いますが、各自の意思を最大限に尊重される生き方を選べること、それを邪魔されないこと、だと思います。
特に、勘違いした人が、他人に自分の生き方を強要したり、そういう状況になっていることに気付いていなかったり、醜悪な事件*2 *3起こしたりしますが、そういう状況が防止されている事が大事だと思います。


これ以外に、今、世の中の人に告げることがあるとしたならば、隠れて見えないけれど、実際には危急的に死を横目で見つつ、必死に生きている人がいる、という事かな。
それは、いわゆる疾患の進行というのもあるけど、生まれながらに、そういう状態という人もいるし、事故や、突然の疾患発覚で、突然そうなってしまう人もいる。そういう意味では、案外、死は身近に転がっているものなので、人の死の可能性*4に対して、もう少し、思いをはせた方が良い*5と思う。

関連リンク
「死生観」に対する違和感、熊田さんとの会話等 - Togetter

入社4カ月で過労死した「日本海庄や」社員の給与明細とタイムカード公開:MyNewsJapan
15時間労働で休憩わずか30分! 入社2カ月で過労自殺するワタミ社員のスタンダードな働き方:MyNewsJapan
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120707/crm12070715140006-n1.htm

*1:自殺のような意図的なものや、致命的な疾患など、結果がほとんど決まってしまうものは除く。

*2:例えば、『入社4カ月で過労死した「日本海庄や」社員の給与明細とタイムカード公開:MyNewsJapan』のような事件。弔電の文句なんて、酷過ぎる。これこそ、ご本人の死生観の押し付けでしょう。他にも『15時間労働で休憩わずか30分! 入社2カ月で過労自殺するワタミ社員のスタンダードな働き方:MyNewsJapan』とか。これほど酷くなくても、人の雇用・人事・勤務管理を行っている人間の中には、相手が血の通った人間であることを忘れているような人間、結構居ます。

*3:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120707/crm12070715140006-n1.htm』や、福島の人の生き方に対する、酷い言動なんかも、類似の話だよね。

*4:あるいは、人の脆弱性

*5:例えば、強健な肉体を持った人が、過重労働で倒れ、苦痛の中で亡くなる、というのは、非常に簡単に起きます。私の友人でも、実際にいましたし。