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発達障害は、定型的対応ができない、という概念。

余り時間がないので、手短に纏めておく。
色々、まとめも*1見て、コメントもつけたが、要は下記引用に尽きる。
厚生労働省:政策レポート(発達障害の理解のために)』より。

支援者の中には「自分が培ってきたノウハウが、そのまま新しく支援対象として位置づけられた発達障害者の支援にも良いはずだ」という思いこみをもってしまうことがあります。しかし、ノウハウのどの部分が目の前にいる発達障害者に適切で、どの部分が不適当なのかあらためて点検する必要があります。

http://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html

要は「予断をもって、定型的な対応がある、と思ってしまうこと」こそが害悪であり、それがないという視点からでないと、対応が不適切になってしまうということだ。
そういう意味では、大阪市条例案は「〜をしたら、解決できる*2」と主張してしまった点でも、問題があるといえる。

関連リンク
発達障害者の感覚過敏あれこれ - Togetter
発達障害の日常の感覚をどう人に伝えるか。 - Togetter

発達障害支援に原因論は必要か? - Togetter*3

*1:関連リンク参照のこと。

*2:実際には、解決策提示としても成り立たないような代物だが。

*3:これ、日付を見ると分かるんですが、2010年末の話なんですよね。こういう話が、繰り返されているのかも。