luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

人が去ることに喜びを覚えるようでは、お仕舞い、です。

これは知り合いの話。
まあ、ありがちな話で過酷な労働環境下で、健康を害する恐れが出たので、客観的資料*1を携え、労働環境を改善してもらうように、上長と相談に及んだそうな。
で、上長は快諾したそうですが、その後、上長に上層部から圧力を加え、さらに、非常に評判の悪い人物が圧迫面接を行ったりして、その人を退職*2に追い込んだそうな。
で、まあ、こういう会社にありがちな嫌な話ですが、圧迫面接を行ったご本人は、辞めた事を喜んだそうな。...で、それを聞きつけた社員の中から、希望退職者が数人出た*3
私は、この話を聞いて、その会社も永くはないんじゃない? と思ったのだけど*4
まあ、こういう不景気な状況では、採る人間に不自由しない状況もあって、こういう、居てくれる人間を大切にしないことが、後でどんな状況を生むか、全然想像できない人間が経営者に居たりするよね...。
不景気でさえ、人が沢山辞める会社って、景気が戻ったら、どういう運命になるんだろうなあ...。
まあ、前述の話とは関係ないが、ふと連想したのが、この話。→『元々ブラック企業だと思ってたけど、裁定が出て、これはないでしょ。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック*5


まあ、労働の話題ではなくても、人間関係ではこんな話題もある。『http://ameblo.jp/moonsun3/entry-11187384806.html』より、私が書いたコメント。
『しかし世の中には、原発事故の騒ぎに便乗したいだけの人、原発をやめさせるためには不確かで大袈裟なことを言っても許されると思っている人、偏見を持っている人、などがいて「嘘やデマ」が堂々とインターネット上に書き込まれたり、噂話として伝えられたりしています。』←そんな人々*6に関して。

2 ■助言(文字訂正)

(若干分かりにくかったので、一部を書き直しました。)

一言、対象者に助言するとしたら、こういう際、「本人の思考に対しての、偏見の存在の有無」が、その人間の「精神のリトマス紙」になると言う事です。
どんなに外見が恰好が良く、一見、心が優しそうに見えたとしても、強く偏見を宿す人の心は、酷く歪んだものです。
その人との人生は、対象となる偏見の内容に、その人自身が当てはまらなかったとしても、あまり楽しいものにならない、という事は言えます。

その点は、明言しておきましょう。
luckdragon2009 2012-03-14 04:48:19

http://ameblo.jp/moonsun3/entry-11187384806.html

人に偏見は常に存在するものであるのは、「ステレオタイプ社会心理学」でも述べられているが、ここで述べているのは普遍的な傾向というよりは、積極的に偏見を持ち続けている人をさす。要は、より濃いステレオタイプ思考を持つ人々のことだ。
一般に、偏見志向が強い人は、自己のそういう性向を修正しようとはしない*7から、心が酷くゆがんでいることがあり、周囲の人を疲弊させる。
上に記したように、その偏見の条件にたとえ当てはまらないにしても、そういう嗜好自体が状況を悪くさせるし、そういう言動を見聞きするだけで、偏見を持ちたくない人にとって、害をなす*8
...だったら、そういう人物自体を避けるのが賢明。


こういった、人が去っていったり、避けたりするような出来事の時、そういう事実自体でも不快に思います。
最悪なのは、こういう時に、人が去っていく姿に、自己の自信を強めたりする人。そういう事に喜びを覚えることは、私には理解不能だが、そういう人もいる。
...まあ、人生短いし、私はそういう人になってしまったら、お仕舞いだと考えているので、背を向け、顔をそむけ、足早に去っていくだけですけどね...。


まあ、あくまでも主観の問題といわれれば、それまでだが。
今日は取り留めない話になってしまった。...本当に、私の主観だけですむ話なのかなあ、と疑問を持ちつつ、ここらへんで記事を閉じておくことにする。

追記:

...なんか、このままだと気分が良くないので、人は自分の生きたいように生きる、という意味で、下に一曲紹介しておきます。シンディ・ローパーの曲。和訳つき。

http://mrrock.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/true_colors_5216.html

関連リンク
元々ブラック企業だと思ってたけど、裁定が出て、これはないでしょ。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック
時間外労働300時間のブラック企業ではない会社の話 - 情報の海の漂流者
http://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000006VTJk

http://ameblo.jp/moonsun3/entry-11187384806.html

http://mrrock.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/true_colors_5216.html

*1:定期健康診断検査表、医師の参考意見、その他の資料。個人情報の保護のため、若干記載を曖昧にしていますが、実話です。

*2:いわゆる、表向きは「自己都合退職」という事ですね。ありがちな話ですが。ちなみに、従わなければ「解雇」を匂わす「自己都合退職」って、基本的に「解雇」と同じだと思うんだけどね。 相手のためを思って、とかいい訳は沢山したそうですが、本当に相手の事を思っているのなら、本人の就業環境を改善するのが本筋でしょう。 ...まあ、今回の話の本筋ではないので、詳細には論じない。

*3:別に他のメンバーに、似た面接をしたわけではないのですが、後で聞いたら、その話を聞いて、その職場に見切りをつけたそうな...。

*4:風の噂に聞いたところによると、ほぼ倒産寸前だそうだ。この会社自体には、既に興味はないので、詳細は述べない。

*5:この会社も、どうなるんでしょうね。今のところは、経営は通常のようですけど、どっかで失速したりしないんでしょうか? 『時間外労働300時間のブラック企業ではない会社の話 - 情報の海の漂流者』とか、『http://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000006VTJk』という話もあるみたいですけど。

*6:「下衆(ゲス)」と呼ばれたりもする。

*7:無論、皆無ではないとは思う。ただ、よほどのきっかけがないと、直そうとはしない。

*8:不快に感じるだけではなく、時にはそういう思考に影響されてしまう、という意味でも避けた方が良いと思う。