luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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相手の心痛を、心に留めて。

「津波映像は自粛すべき」?日医の要請への反応まとめ - Togetter』に書いたコメントより。

前触れが必要ですね。そうすれば見たくない人は、そこで対応できる。アナウンスとか。注意喚起とか。

posted at 2012-03-02 13:19:03

あと、PTSD とかは、本人が気付いていない場合もありますので、自分がどんな心の状態かなあ、という状況を把握しておいた方が良いと思います。特に、仕事忙しくして、そういう事を忘れようとしている人*1とか。

posted at 2012-03-02 13:22:12

PTSD 資料リンクです。ご参考に。 > http://sheport.co.jp/site/mcpo/materials/ptsd.html (災害対策用なので、他にも色々ご参考に)

posted at 2012-03-02 13:24:11

http://togetter.com/li/266421

...リンク先にも同様の意見があるが、テレビなどは見るとはなしに見ているので、単に視線をやった先に衝撃映像が、という事が起こりがちです。そういう、相手の視聴の選択が出来にくいメディアなので、そういう配慮なしには、津波の映像などは映さない方が良いと思う。
これは別目的の資料だが、『東日本大震災に関する法務省の人権擁護機関の取組状況について』より引用。

・震災で親戚4人を亡くしました。現実だと分かっていても,認めることができません。これから,どんな風に考えていったらいいでしょうか。
・幼い時に別居した父が,津波で亡くなった。顔も知らない父なのに,失望感で一杯で,受け入れられない。

http://www.moj.go.jp/content/000095655.pdf

こういう意見が出ているということは、そういう津波の映像を直視できない精神状態の人が普通にいると思われる。
自己のトラウマを克服しようとする人、克服できないでいる人にとって、津波や、被災時の衝撃的な映像は、本人の精神状態の急速な悪化に繋がる可能性がある。
また、少し書いたが、一見、普通に生活を営んでいる場合にも、単に意識していないだけ、実際にはフラッシュバックを起こす可能性を秘めている、という人はかなり多いように思う。
自分は平気だと思っていた人が、何気に自分の心に残っていた大きな傷に気がつく場合は、案外多いように思うので、そういう考察は十二分に必要と思う。
関連リンクに、PTSD 症例への対策や、資料を紹介しておきます。

関連リンク
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-29_30441/
「津波映像は自粛すべき」?日医の要請への反応まとめ - Togetter

PTSDとは何か | 事件、事故、災害時の危機介入のための資料室

東日本大震災に関する法務省の人権擁護機関の取組状況について

*1:PTSDとは何か | 事件、事故、災害時の危機介入のための資料室』に解説がありますが、こういう場合には、実際には自己解消されておらずに、単に心の棚に感情がしまわれているだけ、という事があり得ます。