luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

失っていないと、人を思いやれないのだろうか?

最近、ちょっと気分が沈みがち。...体調は悪くはないけど、寒さのせいかな。
ただ、春のうきうきした季節、季節は好きなんだけど、人の浮き足立った姿が実は嫌いです。
なぜと問われると...、


私は持病で行動の選択肢に制約があるときがある。それは仕方ないのだけど、そういう状態への評価を、無知な状態で評価されるのが、嫌。
別に無知でも良い*1けど、自分の無知を自覚せずに、総てを知っているような意識で、「他人を評論する」姿が好きではない。
評論は自分が知っている範囲に過ぎないと思う。評論を越えて、自分で実体験しない限り、特にレアな病気や障害は把握できない。
人の宴会している姿を見ると、そういう無知からの評論*2を連想してしまい、色々思い出して、...それが理由です。

[]

...この作品で描かれていること。
眼の見えない人が家に閉じこもりがちになるとか、不注意な自転車に罵られるとか、視覚障害者用の点字ブロックに自転車とか止めたらどうなるか、とか、見てみると、色々気付くことがある。
ただ、あまり人に入りは良くなかったそうですね。もう少し違う内容の方が見てくれたのかな。視覚障害者、今こそ姿は目に付くけど、人口の実数から考えると、もっと居るんですよね。
それこそ、彼女のように家に閉じこもりがちだったりして。これを見て、少しでも、そういう実体験を擬似でも良いので体験してくれたらなあ、と思う。
...今日は、そんな映画の紹介でした。

関連リンク
「暗いところで待ち合わせ」見てきました。 よしなしごと/ウェブリブログ

*1:普通の人間が、総ての疾患と障害を熟知していたら、それはそれで変な感じ。

*2:酒席の評論は、そういう内容が実に多くて閉口します。