最近話題だった、日本新薬の「日本新薬社員がハルシオン後発品を不正使用」に関する話題。
『NEWS 2019|日本新薬株式会社』に、公式発表が出ています。
しかしながら、本医薬品は、不正に入手されたものではなく、自身の治療の為に医療機関から処方されたものでした。
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/company_profile/news.php?id=1537
...特に不正な入手をしたわけではない、という事ですね。
本医薬品をお酒に入れて飲ませた行為につきましては、ある男性社員が、同宴席において2名の男性社員のお酒の中に、安易な気持ちで1錠ずつ入れたことが判明致しました。
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/company_profile/news.php?id=1537
...でも、見事に薬物乱用ですよね。後、よく分からないのは、「薬をそうやって飲んだ*1」のか、「薬を飲まされた状態*2だった」のか、で、この記述では、その点がよく分からない。
この発表を見たときに感じた違和感は、自分の服用している治療薬を、そんなに安易に他目的に使うだろうか、という点だった。勿論、この発表が嘘を言っているとは思っていないが。
しかし、治療薬が少なくなる、という点では、この薬を服用している本人にとっては、不安要素*3な訳で、そういう入手経路なら、悪戯に使える余裕、あるのかな、と、その点では違和感を持った。
まあ、さほど症状は重くはなく、安易に悪戯に使えるほど、投与量に余裕があった、という状態であったのかも知れないけど。
まあ、発表の内容のままであっても、薬物乱用の事実は消えないし、起こした事件の問題性が薄まることではないですけど。
...今のところ感じた内容は、そんな感じです。
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