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確定申告関係、情報まとめ

さて確定申告の時期ですね。
一般会社員はあまり縁がない、というか総務に記入して簡易に出す人も多いこの時期、今回、確定申告の書類を作成し、税務署に提出する、という人が知り合いに出たので、傍らで見物させてもらいました。
そこで、ちょっぴり困ること、案外引っかかりそうな内容とかが出たので、今回はそれを取り上げてみる事にします。
ちなみに、個人情報の関係で、いわゆる入力内容の詳細は述べません。また、述べても、基本のアドバイスは税理士さんに聞くのが筋だと思いますので、ここでは述べません。
あくまで、手続きの大枠で、こういう処に気をつける、というような内容ですので、その点だけご留意を。


さて、まずは申告の書類作成、ですが、今回は国税庁の確定申告ページで、データを入力し、書類を作成する事にしました。
データ入力はここから入れます。→『https://www.keisan.nta.go.jp/h22/ta_top.htm*1 *2
ページを見ると分かりますが、実は一気に作る必要はなく、時間がある時に入力して、入力した途中の分で一時保存する機能があります。
これ、結構便利です。実際、確定申告中に書類が分からなくて探したり、人に聞く間、ネットに繋ぎっぱなしにするのも嫌だったので、逐次中断して、一時保存を繰り返したのですが、何度でも再開できるというのは、楽ですし、ネットワークが不安定の時には、一時保存して中断、というのが簡単にできるので、心理的にとても楽でした。気の効いた機能だと思います。
細かな入力については、各自ケースバイケースだと思いますので、ここでは割愛します。


さて、入力が終わると印刷です。
電子認証での申請の場合は、印刷は不要ですが、郵送などで申告する際には、印刷する必要があり、最後に印刷を選ぶと、アプリの方で関係書類を PDFデータにしてくれます。印刷は、その PDF ファイルを印刷する事で行います。
まあ、プリンタがある方は、ここで印刷。私の知り合いはあまり印刷はしない人だったので、自宅プリンタがなく、プリントサービスを使いました。
ここで、落とし穴が一つ。
どうやら、この確定申告アプリでの PDFファイル、ファイル形式の関係で、プリントサービスでは印刷できない場合があるみたいなんですね。今回、ローソンのコピーマシンで、メディアから直接印刷できるサービスがあるのですが、全滅でした。
結局、東京には「FedEx Kinko's Japan」という、PC利用サービスがあるのですが、そこを利用して印刷しました。
印刷プライスリストはここに。→『店舗でのセルフサービス | コピー・ポスター・名刺印刷・製本のキンコーズ・ジャパン*3
ちなみに、必要証明書は印刷すると、添付台紙が一枚出力されるので、そこに貼ります。


で、印刷したら、必要証明書を貼り、管轄の税務署に郵送すれば申告終了です。ちなみに、返信用封筒を同封すると、受け取り後に控えの書類に税務署が受け取り印を押して返送してくれます。


なお、ここで最後に、もしかしたらハマルかもしれない問題が一点だけ。
郵便の定形外サイズと郵便料金の重量の問題です。
サイズなんですが、書類自体は折ればいいので問題ないのですが、各種証明書が厚めの証明書だったりして意外に重く、折って入れるにしても、結構かさばることがあります。
で、厚さの点で、定型内の厚みを越してしまうことがあります。
同様に重さですが、これも結構重くなってしまうことがあります。以下に、郵便サイズと、郵便料金表を乗せましたので、参考にしてみてください。

定形郵便物・定形外郵便物のサイズ・重さについて - 日本郵便
定形郵便物・定形外郵便物の料金 - 日本郵便


やってみると、ハマルところこそありますが、慣れると郵送で済むので、なかなか手軽に済ませることができました。
気が向いたら、Web で必要書類を作ってみるのも一興かと思います。特に還付金額がその場で分かるのが、なかなか面白かったです。

*1:ちなみに、ここで入力したデータは、電子申請にて、国税庁への直接申告に使えるのですが、そのためには個人の電子証明情報や、ICカードリーダー、関連ソフトを準備する必要があり、ちょっと手間です。今回、そこまで準備するのは、大変そうなので見送りましたが、もし、時間に余裕がある場合には、自宅に居ながらにして申告でき、また、申告結果もどうやら、受信できるようなので、時間に余裕のある方はやってみるのも一興かも知れません。ただ、電子認証はどうも関連各省庁との連携がうまくいっておらず、一番使えそうな不動産登記、商業登記などでも結構苦労するので、いわゆる会社事務職や、中規模の商店事務職とかでもない限り、あんまりお勧めできないのが、現実ですね...。

*2:今回、電子認証は行っていないので、どの程度の情報が返信されるかは不明。よって、確実にどういう情報が提供されるか、についても、ここでは述べません。該当ページに説明のリンクがありますので、読むなり、国税庁に確認してみて下さい。

*3:PCを時間レンタルして、そこから印刷するのが一番安いかな。数百円くらいかかってしまいますが。