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最高裁の判定を疑問視するのならば唯一の手段?、そして平等の票

2010-07-03

luckdragon2009 2010/07/07 08:09
罷免成立は過半数ですから、簡単には成立しません。

それより、そういった国民審査権の周知と、国民一票の平等性(どっかの選挙権みたいに 0.6 になったりはしません。)があるので、それに対する言説として声を上げる事で、最高裁判事に言論的政治アピールをかける事は可能かと思います。

実は、以前に挙げた、0.6票の弁護士さん、その件で記事書いてます。
> 最高裁裁判官国民審査権は参政権
> http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20100322_01.html

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20100703#c

http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20100322_01.html

昨年8月30日の国民審査の有効投票は、6700万票弱。その過半数となると、一人一票反対派判事の罷免は無理ではないかとの懸念もあり得よう。しかし、経済人らによって設立された「一人一票実現国民会議」(私も発起人の一人)のホームページのネット投票の参加者(28,183人)の91%は、一人一票反対派判事に×印を付けている。
 同会議は、先の国民審査日直前の1ヶ月間に、一人一票反対派の2判事の名前を記した新聞意見広告を出した。その結果、2名の判事の各々に、77万個の×印が、基礎票とも言うべき1人当たり420〜440万個の×印に追加された。これらのデータからみて、国民が、ひとたび一人一票反対派判事の名前を知れば、同判事の罷免もあり得よう。

http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20100322_01.html

...実際、こういったロビイスト的?政治活動があるのは知らなかったが、こういった形で、最高裁判事に抗議の意思を示す、というのは、実際に罷免されなくても、罷免の可能性を示す*1強さはありそうで、判事がそれに気づく可能性は段々大きくなっているようだ。下記に出てくるが、上告書もなかなか面白い。

関連リンク
2010-07-03
http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20100322_01.html
日本を、有権者の多数決で立法し、かつ、行政府の長を選ぶ民主主義国家へ変えよう

判例・法令検索・判例データベースのウエストロー・ジャパン|第107回 「“清き0.6票”」 | 今週のコラム
平成22年(行サ)第43号 選挙無効請求上告事件

0.6票、という表現は分かりやすい。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック

*1:実際、罷免まで持っていけそうなケースも、こういう風に、記事中に示唆されている。