ヤマトが多用されるのは、研究員の趣味もありますね。
イオンエンジン耐久テストのヤマトシールとか。(笑)でも、イオンエンジンというのからして、ヤマトの波動エンジン(新技術の実用化)というのを連想させて、感慨深いです。
はやぶさの技術応用したら、
何かやって帰ってくる。
かつ
長期運用可能な人工惑星技術。とか、やれそうですが、実際、何にも生まないとしても、宇宙開発として、単に楽しい、というのだけでも、お金投入してもいいと思うんですよね。
元々国家予算って、実利しか考えない民間企業のサポートしない部分へのサポート、という意味もあるはずで、そういう意味では、宇宙開発への何らかの資金投入はしてほしいと思いました。
...お金がないのは分かるけど、今の困窮だって、内需拡大しないのが原因のデフレスパイラルという部分もあるのだし、景気良くなれば税制だって改善されるのに。
http://d.hatena.ne.jp/DrPooh/20100613/1276384989#c
で、内緒で少しだけ思っているのだが、公務員(官僚)の非効率性にも、過度の洒落にならんものは別として、ある程度、目こぼしはあっても良いと実は思っています。(判定は必要なので、透明化必須ですが。)
あまり締め付けすぎも、何かね...。
何か、どこかから怒声が聞こえそうだけど、昨今の余裕のなさも、実は私には生き難い。ほどほどが良いです。 (苦笑)
http://d.hatena.ne.jp/DrPooh/20100613/1276384989#c
はやぶさに関連して、ふと思ったこと。
自己の主張に固執して、何が何でも俺が私が正しいんだ、と理屈を無視して主張し、そのために相手を罵倒する意見を見ていて、その余裕の無さを、非常に奇妙に思った、というのが原点になっている。
時に、相手を罵倒する方々が使う言説の根拠として、自己体験が多用されたりするが、クリティカル・シンキング的に考えると、自己経験というのは、真実を証明するのに、何の手助けにもならない([クリティカルシンキング 不思議現象篇] P207,208 あたり)。ギロビッチも「人間、この信じやすきもの」でも述べているが、ニセ医療の体験談にも、似た理屈の内容が多い。
まあ、心理分析について、心理学は過去の苦い失敗*1から、結構慎重な物言いになっているため、安易に心理面を分かった、とは言わないようにしているが、とはいえ、特定の心理状態を表す研究成果が出ていないわけでもない事は言えると思う。
私自身は、私個人の意見は時に間違えることはあると思うので、無謬性にこだわること自体、馬鹿らしい、と感じているのだが、まあ、それにこだわる人もいる訳で、さすがに、そういう方々の相手は、疲れるのでお断りしている、というのが実情だ*2。
学術学会や科学の世界というのは、そういう思い込みを排除するために、エビデンスを構築していく、というのは、まあ、基礎的習慣ではある。まあ、そういう習慣がない世界も、多分あるのだと思うが、私はそれに属したくはない。
忙しさで、少し疲れているのかも。本日は取り留めのない文章でした。*3
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