luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

勘違いチャンは、自己満足のアドバイスを押し売りする。

これは応用編、とでも言ったほうがいいのかな。

以前に「根本的な帰属性の誤り」を取り上げたのだが、この属性を知らずに、他人(特にあまり知らない人)に接すると、時にとんでもないアドバイスをしてしまう事がある。
例えば、医者に対して「医者の免許」をとってみればいいんじゃないですか? とか。(既に持っているんだって)
目が見えない人に、目が見えないなんて可愛そう、 とか。(その人は、その状況で生きている訳です。可愛そうと言われたからといって状況が変わるわけではない。この場合、逆に失礼であり、そんな事言うことが間違っているが、それが判定できていない。{参考文献: [“ユニバーサル”を創る!―ソーシャル・インクルージョンへ:title](P.72のエピソード)})

こういうのを、いらぬお節介、という。
もちろん、礼儀正しい人は表立ってはにこやかに、そうですね、と言っているかも知れない。
だが、少なくとも、かなり失礼だったりするし、実際、かなり迷惑だったりする。
で、さらに勘違いした人は、ここで礼を言わないなんて空気読めない、とか言ったりする(「違う。あんたのアドバイスが的外れなんだよ...」)が、それは非常にまずい事態だ。
空気というのは一般論だったりするし、一般論てのは、可能性として大きい方だけど、逆に言うと、少ない確率の方では、確実に間違いを侵すともいえる。 実際の状況と違っているのに「空気」で押し通したら、「何間違えたこと主張しているの」となりかねない。

ちゃんと確認してから、言うべきだし、やるべきであろう。


参考記事URL
幸福な人生のためには、人に適切な意味での思いやりを持つ必要がある。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック
追記:「根本的な帰属性の誤り」について - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック


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