luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

傾向はあるにせよ、女性が非攻撃的と決定づける要素もない。

夫婦間の DV であるとか、子供に対する暴力行為*1に関して、女性の行為が否定される傾向が強いように感じている。
これは男性の DV 被害の申告を真面目に取り合ってもらえなかったり、裁判等で該当行為をあまり認められなかったり、親権などの争いなどで男性が不利であったり、と、各所で傾向として発現することがあるように思う。
しかし、表面的に多いように見える男性側の粗暴傾向は、単純に力の強さ弱さによる結果への成功確率がそれを傾向づけているだけで、実際の攻撃性に於いて、女性が非攻撃的であるか、というとそうではなく、実際の潜在性を考えれば、ほぼ同等になり得るのではないか、と考えている。
傍証としては、男女の体格差が女性側に優位である、子供の特定年齢時期において、自身の体験でも、女性側が粗暴である旨の経験を記憶している。これは、私以外でも案外それを記憶している人はいる。
また、犯罪者の多さ少なさはあるにせよ、実際の犯罪者の攻撃性が、力が不利であっても、それを覆すような、例えば毒殺的な行為に於いて、女性の攻撃性が発揮されている例がある。
また、精神的な攻撃や、会話での言葉の行使、政治的な数での少数への圧力行為など、かなり一般的な女性であっても、自分が明らかに相手に被害を与えているのに、それを抑止していないと見られる行為が、色々な人生の場面で目撃できている。
ちょっとびっくりしたのは、平手打ちなど、穏やかな攻撃*2であるのなら、普通に相手に行って良い、と考える一群がいるという点だ。
さすがに数は多くは無いが、私にそういう事を行った男性が皆無である部分を考えれば、かなり驚くべき状況と言える。どうやら、相手が怖くないと見ると、攻撃に転ずる傾向が(極少数ながら)あるようなのだ。
実際の犯罪傾向などの統計を考察すれば、それでも女性の攻撃性は否定されるのかも知れないが、それらの体験から、あまり安易に女性の攻撃性を否定する信仰めいた思考は、行いたくないと感じている。

*1:これについては接する時間の多さから、逆に肯定する向きもあるようだが、男親の行為に対抗する相手として描写されることも多いように感じている。

*2:愛情行為ではなく、明らかな攻撃行為。何せ、私に行われたのは、見知らぬ他人からだったから。意味不明の身勝手な理由付きで。つまりは刑法上では暴行罪に当たる。