luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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映画「鑑定士と顔のない依頼人」に於ける、残った謎。

盛大にネタバレしてます。この映画はどんでん返しが重要な意味を持ちますので、未見ならば読まない方が良いです。

映画を最後まで観て、最終的に画家志望のあの方の復讐劇、というのまでは分かったのですが、謎めいて仄めかされる「贋物の中にも本物が潜む」の意味が分からない。
鑑定士が最後まで固執し、魅了された依頼主自身への恋心を考えれば、ラストシーンと、そこまでの描写から考えて、偽りの愛を囁いた依頼主の女性の愛は本物、だったという事なのかな、とも思えたのですが、それを示す描写は何もありません。
最後に、「ナイト・アンド・ディ」で、待ち人を待つ鑑定士の描写が描かれるだけです。そこに女性が現れるシーンはありません。


どうなんでしょうかね。謎。