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東京地裁、そこで行われて裁判の多くは無抽選での傍聴が可能。

清原被告人初公判、傍聴抽選188倍「会社を休んで来た」の声も - 弁護士ドットコム

覚せい剤取締法違反(所持)などの罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告人(48)の初公判が5月17日午後1時30分から、東京地方裁判所で開かれる。公判にさきがけて、一般傍聴席の整理券交付が同日午前9時半ごろから日比谷公園でおこわれ、雨の中、一般傍聴席20に対して、3769枚配布された。倍率は188倍だった。

https://www.bengo4.com/saiban/n_4655/

有名人の公判や、注目裁判があると、抽選となる一般傍聴席。本日も有名な元プロ野球選手、という事で多くの人が裁判所に来訪し、なかなかの狭き門だったようですね。
ところで、これ以外の裁判、どんな感じで行われているか、知っていますか?
裁判所|個人での裁判傍聴

1. 傍聴の方法

 少人数または個人で傍聴される場合には,東京地裁の1階ロビーの守衛ボックスに備えつけてある「開廷表」で,その日に審理される事件の時間や法廷番号等を確認して,法廷にお入りください。

http://www.courts.go.jp/tokyo/kengaku/kozin_boutyou/index.html

実際の開廷表を見て、東京地裁の各法廷*1を傍聴するのですが、基本的には傍聴席はあまり混んでいません。
個人間の争議を、民事訴訟にて争っているような場合には、原告、被告以外には自分だけ、みたいな事も普通にあります。
それ故、傍聴の際には裁判官などはこちらに注意を払ったりもしませんし、当事者もこちらを気にする風ではありませんが結構緊張します。そういう意味では、興味本位な行動はしない方が賢明です。
法廷では静粛な行動が求められますので、携帯電話などは電源を切って傍聴します。基本的には裁判所に注意事項などが表示されているので、それに従ってください。
元々、裁判自体は広く公開されているものであり、普通に冒頭出来ます。本人訴訟だったりすると、進行がぐたぐたで、あまり裁判の進行としては参考にはならない事も多いですが、裁判官の行動とかも参考になりますし、ちゃんとしている裁判では、実際の防衛弁論なども見ることが出来ますので、裁判の進行に興味がありましたら、一度傍聴してみる事をお勧めします。
なお、傍聴の際には、実際の事件番号も出ていますので、状況の把握のために裁判記録を閲覧という事も可能ですが、裁判記録は裁判が開かれている期間の日程付近では、裁判官が使ってたりしますので、注意が必要です。

*1:各階に番号が振られた法廷があり、大抵時間通りに裁判が開廷されています。