luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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見えている情景で、意見は変わるが、ひどい開発現場は現実にも存在する。ただし...、

あまり時間が無いので端的に。重要点のみ。
システム開発をラーメンの注文に見立てたツイートが話題に!「納得」「うちの業界でも…」と悲痛な声が… - Togetterまとめ について。
実際には、これほどまでには酷いケースというのは、ほぼ存在しない、というか元々の話はネタですが、こういう話に象徴されるような、委託先*1に無理難題を言い出す企業は実在します。
ただし、起きるトラブルは多種多様なので、コメントでも言ってますが、それこそ案件ごとに違うために、それぞれが違うケース、違う情景を見ながら意見を言っている可能性があり、そこをちゃんと把握しないと、各者の意見の違いや、意見の矛盾は理解できないと思います。
基本的には要件を詰め、エビデンスを残して開発を進めようとするのが、時代の流れではありますが、それに逆行する現場もあります。これも、コメントにありますが、やはりそういう現場は、力関係で非常に弱い立場の人間を使う様な現場です。だからこそ、そんなものが横行している訳です。
とはいえ、やはり、そんな事をしている現場から、企業からは人が離れていきますし、集まる人も弱い立場ですから、そもそもが技術があまり身についていない、未熟な技術者が多くなり、品質も下がり、結局は淘汰されて、無くなっていくのですね。
そういう意味では、適正な企業習慣で、適正な品質の製品を作るのが普通であり、それ以外をやろうとする事を避けて行けば、それが主流となり、いつしか変な現場は無くなって行きますので、そこを目指していくしかないと思います。
それまでは、酷い現場もある程度は残ってしまうのでしょうけど。

*1:これは開発委託要件だと思われる。何故なら、制作物に瑕疵担保責任が生じるのが委託案件だから。ちなみに、実態が違うのに、責任を追及してたら、別件の労働契約違反の話になります。