luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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「さよなら歌舞伎町」は、とても苦いビタースィートなチョコレートの味。

映画紹介ページ。→ 染谷将太×前田敦子『さよなら歌舞伎町』予告編が初解禁!|ニュース@ぴあ映画生活(1ページ)
ちなみに、予告編で出てくる台詞、前田敦子さんの思わせぶりな台詞がありますが、本人の特に艶っぽい演技がある訳ではないですね。出演シーンも少ないし。ストーリーの主軸にはなってますが、基本的には染谷将太さん周囲の、ラブホテルにまつわる、そこに於ける色々な営み*1の話。
色々な話が出てきて、ただ、あまり感情移入できないエピソードが多かったかな*2


見ていて思ったのは、何だかんだ言って、やっぱり「愛を交わす」と表現されている通り、そういう感情が無いと成り立たない*3し、それ故に、そういう感情が無い裏切り、で壊れてしまうんだな、という事。
そもそも、とある人たちの関係*4も、枕営業を目撃して壊れてしまいますし。


映画自体は、私自身は面白くなかったので、あまりお勧めはしませんが、そういう関係の感情の交錯に興味があれば、見てみるのも一興かも。東日本大震災の東北の話もリアルに出てきますが、ちょっと辛い話でもあるので、落ち込む人は観ない方が良いかも。


私のこの文章も、けっこうグダグダですが、映画の方も、そんな感じですよ*5

*1:セックスに限っている訳ではない。基本的には、でも、そういう系の内容だが。

*2:不倫関係の警察関係者も、なんかドラマにありがちな設定、みたいでリアリティが感じられなかった。関心を引いたのは、韓国のカップルと、DV から逃げてきた女子高校生と、ヤクザ?のエピソード。チキンナゲットのエピソードが、色々辛いです。時効の話は、納得入ったけど、描写が中途半端で、いまいち。

*3:成り立つ場合もあるが、結局、その場限り。営業行為だ、とか。

*4:ネタバレ防止に伏せとく。

*5:ちょっと辛辣かな。でも、そんな感じの映画でした。