luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

別に、人への無理解って、中高年齢層限定の話じゃないよ。

最近、年を経て、その年齢や経験への配慮を知らずして、相手へのコミュニュケーション能力を失する話題が出ていた。
「三十代の中堅社員になると、若手社員はこちらに話を合わせてくれるし、頼みごとも笑顔でやってくれるし、ともすれば自分は皆に好かれていてコミュニケーション能力が高いかのような錯覚に陥りそうになる。(カッコ内上記から引用)」って事らしい。
想定は 30代との事で、その年齢や、以降の年齢に不満を感じている若年層は、くすぶる感情を解消してくれて良い、と思っているかも知れない。
でもねえ...。いろんな年齢層を見ている私の視点から言うと、若い人間もかなり酷いですよ。
相手とのコミュニュケーション能力って、要は相手への理解をしようとする、という事だから、行動によっては年齢関係ないし、そもそもが年齢が浅いと経験自体が無いので、相手の行動心理や、思いやり、考察などが全然わかってなかったりする。
その上で、無神経にもかなり酷い事を言って、相手を激怒させ、しかし相手は露骨にそれを言えないので、その習慣を止めない、なんてのが、そこそこありますよ。私の仕事の経験上でも。


相手への配慮を欠き、コミュニュケーション能力を失するというのは、基本的に異質な相手を理解する姿勢、という行動への考察を継続するか、否か、という事なので、その努力を怠る総ての年齢層、属性で発生します。
故に、若年層、女性、会話好きの相手無視な人、見かけ上の属性はあんまり関係ないと思います。要は、相手を見ていない、という要因の有無から発生するのです。そこを良く考えておこう。


相手は自分とは違います。その視点を忘れた総てのコミュニュケーションは、失敗する可能性が高いです。