luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

人を解説してしまえる幼さ。人を見守ることが出来る経験者の眼になろう。

記事を順に並べてみると、同じ論旨を切り口を変えつつ、表現を変えて表そうとしているように見えますね...。
愚かだという事は、自らが愚かだという事に気づかない、という事でもある。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック
視野の狭さに気づく事が出来るのか、が脱する事の分岐点。末路は、説教癖の愚か者。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック
傲慢を支える、後認知バイアスの無自覚。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック
自分でも、うまく伝えられているか自信が無い。けれど、大元の根幹にある要旨は何となく伝わっている気がする。


「物事の内容をちゃんと把握する事が出来るようになるのは非常に難しい。どんな場合にも、自分がちゃんと把握できているか、留保が必要になり、懐疑的な視点が常に必要とされる。」


対象の本当の評価を下すのは、そして、自分の知識の確かさを確認するのは非常に困難なのだ。大事な事は、「自分がいかに知らない状態であるか」を知ることが難しい部分にある。
真に無知であるなら、自らが無知である事を自覚できない。そればかりか、それを認められずに、無知である事を自覚させられた事実さえも、認めることが出来ない状態だってある。...愚かな事ではあるが。


人はとかく、自分が知らないままに語りたがる。人を簡単に解説してしまえるのは、自らの幼さ、無知さを示すものだと気付こう。知識が深い人は安易に決定せず、対象を観察し、留保と考察を継続する。
それは、色々な感想や、多くの可能性の選択肢を残しつつ、対象を見守り続ける事を意味する。