luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

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日本の犯罪に於いて、「(統計的傾向からみて)面識ない人との殺人を、必要以上に恐れなくても良い」という話。

今日はちょっと犯罪統計の話をします。
よく言われる話に、日本での殺人事件は家庭内や面識ある人が対象、という話があります。防犯のスローガンに「怪しい人に気を付けよう*1」と、あるけど、殺人とかについては違うよね、と良く言われる基になっています。
ちゃんと犯罪統計に傾向が出てます。少し古い資料*2ですが、平成22年版 犯罪白書 第7編/第1章/1節/2 の、「7‐1‐1‐4図  被疑者と被害者との関係別検挙件数・面識率・親族率の推移(罪名別)」を見てみますね。
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/57/image/image/h7-1-1-04.jpg
殺人に関してはこんな感じ。
http://d.hatena.ne.jp/luckdragon2009/files/20150520.jpg?d=.jpg
http://d.hatena.ne.jp/luckdragon2009/files/20150520B.jpg?d=.jpg
...という事で、一目瞭然でしたね。


なお、殺人件数自体は、良く言われる事でありますが、減少傾向にあります。
...通信環境調整のため、記事は端的ながら、ちょっとそんな事を書いてみました。

*1:ちなみに盗難、強盗などもあり得るので、スローガン自身は無効ではないですよ。

*2:でも最近でも、ほぼ傾向は変わりません。