実は非常に当たり前だが、多分普通に、相手は気がつかない事*1。
相手は自分では無い故に、自分が感じている事を同様に感じる訳ではない。自らの想像力と、自らの経験から、それを推察するが故に、感覚は同じではない。
本人が相手の事情がどうあれ、等しく傷つくことはある。例えば、職場や学校での虐めとか、犯罪行為であるとか、無理解ゆえの迫害、差別、攻撃であるとか。
それを相手に説明すると、その相手は、時に、延々、自分の事情について説明しだしたりする。
しかし、傷ついた本人にとって、そんな事情は関係ない。等しく傷つく行為は、相手の事情が変化しようと同じである。なので、その内容が変わらないなら、自分の事情をいくら説明しようと、本人にとって状況は何ら変わらない。
至極当たり前の事ではあるが、最近、妙に身辺周囲で目立ったので、何となく書いておいた。相手にとって、内容が変化しないのであれば、どんな事情説明をしようと、相手の感想は変わりませんよ。...下手をすれば悪化するんじゃないのかな。
*1:無神経な人にとっては、まったく気づけない事。