luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

信仰療法、医療忌避の真のリスクは愚かしくも身近にあった。

先日、出かけて行った 信仰療法って何? 未翻訳英語ノンフィクション読解カフェ - TwiPla で話されていた内容で、一番衝撃を受けた事。

書籍(下記で紹介)は、当事者が存在し、実名でネットにも証言があったりするので、映像化も、具体的な議論も名誉棄損に抵触しそうで、やや危ない話題です。
なので、英文ではあるのですが、原著をお読みいただくのが良いです。ただ、非常に冗長で、盛り込み過ぎな書籍です。英文の長文読解が苦にならない人はどうぞ*1

...話を戻しますが、オフ会での、そこでの話題で一番衝撃を受けたのは、信仰療法ってのは拝むことで、病気を治そうとするのですが、それ故に、まさに病気で死亡するその傍で、みんなが集ってくれているのでパーティをしている、という状況でした。
傍らで人が死に逝くときに、もう片方では料理を囲んで集っている。 この温度差と言うか、感覚の途絶感がすごかったです。人は物事を信仰してしまえば、そこまでに至ってしまうのか、という感想を持ちました。
まさに「人は自ら信じるものしか見えない」という事です。
後、なかなか悲しいな、という感想を持ったのは、それゆえか、糖尿病で死亡する事例が多い、という事実。なお、信仰療法の場合には、当然ながら医療は行わないので、そうなっても祈るだけです。

参考書籍*2
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*1:ただ、物語はなかなか興味深い内容なんですが。

*2:リンクは kindle 版。リンク先からハードカバーも買えます。