luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

自己の経験に囚われた人が、労基法に無知で、勤務に疲弊をもたらす。

人は結構、自己の経験で語ってしまう時がある。若い人で、浅い経験だとそうなりがち*1だし、慢心におごった人も、そうなりがち。
自分の経験だけでは物事を把握できないと知ると、人は歴史に学び、統計に学ぶ。自己の視点を拡張することを学ぶ。
労働環境の整備、労基法を学び、理想的な労働環境を整えるのにはどうしたらいいか、人が働きやすい環境を整えるにはどうしたらいいか、と考えるのにも似た傾向はある。
自己の経験、それも「自分が酷使されたブラックな会社の経験」のみに頼って、勤務のイメージを語ると、他人を、そのブラックな環境に置くことを平然と行うようになる。
私はそういう意味ではブラックな職業環境に染まりすぎて、周囲の思いやりを忘れた人には近づかない。相手も同じ職場環境に引き込もうとするから、職場や、生活が荒らされる。
職場で、「周囲から人が離れる」と嘆いていた人が居て、じっと所作を観察してたのだけど、見事に、この行為をしていた。それでは人心が離反するんじゃないのかな?

*1:経験長いと、段々自分の過去の経験がそのまま通用しない場面に出会うようになって、自然に気が付くようになる。鈍感な奴はいつまでも気が付かないし、同じような処に留まっているような経験浅い、年齢だけ重ねたような人は気づかないけど。