あけまして、おめでとうございます。 ...今年もよろしくお願いいたします。
去年は、年の最初から結構あたふたした年でして、何か、そのまま疾走していた感があります。東日本大震災もあり、大波乱の年でしたが、今年は少し事態を俯瞰し、よく考えて行動する年にしたいですね。
世の中、震災を例に挙げるまでもなく、一寸先は何が起こるかわからない、幸せも不幸せも同様に予測しにくい。
タイトルの「画龍点睛」は、『中国のお寺に描かれた、眼を入れられていない龍の絵』の故事に由来します。目を描きいれると飛び去ってしまう龍のために、眼を描かずにおく話ですね*1。
実際、いつまでも眼を描きいれないために、準備は整いながらも始動しない。もしくは、準備不足のまま動作がとまって、そのまま朽ち果てていくもの。...そういったものは、結構あります。
勿論、何かあったら始動可能なように、わざと眼を描きいれないものもあるでしょうけど、それは非常時の備えの内容で、日常の行動であれば、眼を描きいれて、即座に動かして行ったほうが良いものの方が多いでしょう。
人間の行動も、何か行動して、その反応で再度考えていく事の繰り返しです。そういう意味では、常に眼を描きいれ、動く、ということを忘れないようにしたいと思います。
...考察も大事ですが、行動もまた、同様に重要なものですね。
今年はよく考え、その上で「行動する」年にして行きたいと思います。 ...本年も、どうかよろしくお付き合いのほどを。
年初めの趣味のリンク(竜的な色々なもの)
ドラゴンクエスト関連
[][][]龍の画像
北京北海公園（旧皇帝御園）の九龍壁にある皇帝の象徴の五爪の竜（北海九龙壁之一）
著作権(CC)の参照：『File:Nine-Dragon Screen-1.JPG - Wikimedia Commons』
*1:『故事 - Wikipedia』にて、「南朝の梁の武帝は、仏教を厚く信仰しており、たくさんの寺を建てて、寺の装飾画は張僧繇という画家に描かせていた。（中略）張は2匹の龍だけに瞳を描き入れた。すると、外では雷雲立ちこめ、雷鳴響き、雷で寺の壁が壊され、瞳を描き入れた2匹の龍が絵から飛びさっていった。」とある。
