『http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10870953302.html』のコメント欄より。
5 ■差別側は傷つかないで済むから。
今件の事件に関しての特定疾患に関する差別の実態は、私自身は実態解消に向けて動いている身ですので、それなりに知っていますし、実は、てんかんに限らず、一般習慣病に対しても、程度の強弱はあれ、存在している事を確認しています。
実は、本来はこういう差別は、あってはならぬ事だし、実質上も不要なのですが、なくなりません。
そして、その差別が、件のクレーン運転手を生んでいると言う意識は、結局、意識が高い層以外はないでしょう。何故なら、差別している側には、何の不利益もないからです。
自ら同じ病域気になったり、自ら老齢化に依っての身体的不具合(実は加齢に伴い、確率は上昇していくのですが)を起こさない限り、自分が行った差別が、差別側にどんな不利益を与えるか考える事もない。自分の印象の中だけで考え、他人への波及を考察しなかったのは、何も、件のクレーン運転手だけではありません。
こういった差別感情を、自己考察もなく、日常的に発露している方々も同様です。どうやら、この差別感情は東アジア特有のものらしいですが、解消の妙薬は見つからないでいます。
http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10870953302.html
luckdragon2009 2011-04-24 23:21:40
...コメントではこう書いたが、実は不利益はある。
実態を伴わない区別、つまり差別は、結局世の中に不幸を呼ぶ。そういう風潮は結局、人が生きる上で障害となり、無用な痛みや傷を生む。時には、人を死に至らしめる。
世の中に不条理がなくなる事はない、とは思うが、それを少なくする努力は必要で、そういった努力をしないでいる事が、例えば、今の福島の人々への風評*1を生んでいるように思う。
そして、その流れで言えば、例えば日本全体に対して、そういったイメージ*2が覆いかぶさる事もあり得るのに、そういった感覚に無自覚なのは、かなり度し難いと思う。論理的でない妄想に支配されている、という事だから。
この高齢化社会の中、誰もがいろいろな弱みを抱える事態が増えていく。その中で、あまりに無慈悲な妄想めいた思考を抱えて生きるのが良いのか。私は良いとは思わないが、他の人の心を動かす言葉を持たない。
適する言葉かどうかは分からないが、今の気分に合致した歌があったので、この不条理な世界に対する想いとともに、紹介しておく。
あなたは、この世界を生きやすい世界に出来ますか？
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