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luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

わら人形論理に陥りそうなので、積極的に言及しないが。

あまり拘ると、わら人形論理に陥りそうなので、実在するかは積極的に考えない事にするし、まあ、想定としての考察程度に考えてほしいのだが。*1
例えば、実際に話題に出ていた書籍や概念が、非常に一般的に話されている内容にも関わらず、自分が知らないというだけで、相手の事をあげつらったりする姿勢になるのは、非常に不快な言動だと考えるべきだと思う。
そこで、自分の言動を反省せず*2、相手の方がおかしい、と言う言動に逃げ込むのは、論理的にも正しくない。また、感情は自分が感じるものであるから、それを管理するのは自分であるはずなのに、そこで、他人に原因を求めてしまうのは、少し心理学的にも病的な感じがする。*3
例えば「Goedel, Escher, Bach」という書籍*4、これは非常によく売れた本であったし、ライプニッツや一般的な論理学、詭弁や強弁論の議論に参加している人、数学論で、パズルなんかを解く人たちには、ここらへんの論理構造*5は、非常に基礎的な話なので、これを基礎的じゃないとか、言われてしまうのはかなり「無知」という事になります。
いや、「基礎的じゃない」と言ってもいいし、別に他人なんかどうでもいいんだが、そこを知らないのは、基本的に無知な状態にある、ということだけは言っておこう。




[Writing by luckdragon2009 / 2010.03.06 ]

*1:いや、前に被害者意識たっぷりな方が出てきて、閉口したのよ...。

*2:少し前に話したが、自分自身は修正することが可能です。が、他人は他人の意志を持つ。よって、修正するかどうかは各自の自由だ。それを、自分ではなく他人に強要するのは、人間としておかしいと思います。

*3:自己に原因があるのに、他人に原因を求めるのは「転換」という。これは明確に病的な心理です。

*4:翻訳では「ゲーデルエッシャー、バッハ」ホフスタッターの本。ゲーデルはいわずと知れた「完全定理」「不完全定理」で有名だし、エッシャーはだまし絵、バッハは数学的に精密な作曲で知られる古典派の作曲家ですね...。

*5:論理学の話だから、論理の構造の話。まあ、当たり前。