luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

他者嫌悪の感情からの意見は、信用しない方が良い。

嫌悪の感情は、心しておかなければならない強い感情であり、取り扱いには細心の注意が必要となる。


人が強い偏見に囚われている時には、真の情報に気づく事は困難である。
嫌悪しているものを正確に観察する事が出来るだろうかと考えた時に、それは出来ないであろうと推測するが故に、それに対しては正確な情報を持ってはいないと結論する事が可能だ。


勿論、嫌悪の感情を持つこと自体は、正当だと思う。それが自分の感情であるなら。
ただし、その感情自体が、誤った歪んだ情報から来た、誤って持ってしまった強い感情である事もあるので、取り扱いには細心の注意が必要だ。安易に人を信頼するのも問題だが、その逆も同じく。
重要なのは自分が正しい情報を持っているかどうかを把握する事。それが出来ていないのであれば、結論を留保する事も大切な事です。安易に結論に飛びつかない。

依存症という心理

アルコール依存症が有名だが、他の依存症もある。
常時習慣的になっていて止められない行動だが、それとは別に、定期的に過剰に摂取したりする行動もあるよ、という指摘を臨床心理の人がしていて、なるほど、と思ったので、ここに記しておく。
常時習慣的な行動となっていなくても、時に過剰にその行動を取ってしまいがちなら、自分の依存状態をチェックしてみてはどうか。
依存症の場合、自分ではコントロール可能と思っていても、他人視点ではそうではないので、客観的指標としてメモなどを取り、それが正常か、依存状態ではないのか、ちゃんと判別する事が必要です。
そういう時に、認知行動心理学の手法等が使えます。調べて貰えばわかりますが、この手法、鬱病以外にもリハビリなどに応用した研究、あるんですよね。


アルコール依存症の診断基準