色々な状況があると思うが。
貧困の中で、誰にも「助けて」と言えずに、また、勿論、生活保護の申請にこぎつけられずに、餓死してしまった人は、起きた後の現場検分で、起きたこと自体は分かっても、本人の苦悩や、伝えたかった想いの声は、結局は発せられないままになる。...つまりは、声は上げられないままになる。
支援者も、困窮者の総ての思いをすくい上げる事は難しいだろう。
世の中の多くの場面で、本当に困難に直面している人は、世の中に自分の困った状況を伝える余裕は無い。それが引き起こした結果が発生するだけだ。
だから、起きた事例のみを見て、安易に「〜だろう」と推測してしまう事は止めておきたい。
本当に起きた事は、本人しかわからない。そして、語られれなければ、その情報は失われている。過去に於いて既に。