混合診療についての記事が、『http://skyteam.iza.ne.jp/blog/entry/2086559/』に出ていた。
元々は『勝間和代のクロストーク - 毎日新聞』で、いろいろ議論していた内容に関するものらしい。
私個人としては、健康保険は基本的に維持して欲しいが、何らかの無理が発生している状況を改善するための制度改善は、やった方が良いと考えている。
...しかし、日本の場合、消費税にせよ、年金制度にせよ、また社会保障制度にせよ、障害者雇用の実態にせよ、派遣労働者の実態にせよ*1、どうも実勢と違うところで議論の大部分の時間が裂かれ、どうも定義されている内容と運用が違うのでは、と思うことが多々ある。
それは、組織変革が大事、というところにばかり、論点が行って、「運用状態と定義を考察すると、実勢として実態がこんな感じになる」という分析された姿がなかなか公表されない、という事が多いのではないか、と思っている。
実態と違う看板を掲げて、投票をしたり、議論をしたりするのは、非常に弊害が大きいと思うので、そこらへんのところをキッチリとやれば、議論も評価できると思うのだが、今回の件はどうなのだろうか？
*1:まだまだあるが、多いので省略。
